Dr.Sha

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健康相談室

Q&A
2020.11.30

 

「エジプトへ行きました」

 

〈私の回想シリーズ〉

 

エジプトへ行きました

 

東京で、皇族が参加するパーティーに参りました。

色々な国の大使達も参加している。ある方の紹介でエジプト駐日本B大使にお目にかかりました。

 

B大使は背が高い、スポーツマンの体格、大変陽気で明るい性格、日本語が流暢で親近感がある方でした。偶然漢方の話が始まり、B大使は大変興味があるようでした。「後日大使館でご説明をもっと聞かせて頂きたいですが可能ですか?」B大使の要望で、後日に資料、サンプルなど用意して、エジプト駐日本大使館へ行きました。

 

初めてアフリカ大陸文化の雰囲気が満載の大使館に入りました、失礼があってはならないと不安半分、緊張半分でした。B大使は大声で「お、謝さん、よくいらしゃいました!」と、とっても明るい表情で手を伸ばし握手を求めてこられ、玄関でお迎えを頂きました。そんな温かい気分の中で会話が始まりました。

 

漢方の基本原理、研究開発着目点と選定の経緯、製品の実験検証効果、実際の使用効果、累計実績などを可能な限り紹介しました。

B大使は大変興味津々な表情でお聞きでした。たまに質問もなされ即答しました。特に製品の正しい使用方法、理想的な使用期間、効果の確認方法などを再三確認した後、サンプルを手にとり「すぐエジプトへ送ります、向こうにはこの製品を必要とする人がいます」と。

 

約2ヶ月後、B大使から電話をいただき、「C型肝炎患者の使用者から素晴らしい結果が出ました、ありがとうございます!今後も使用継続したいのでぜひご協力して下さい!」

「嬉しい情報ですね、勿論ご協力させて下さい!」早速サンプルをエジプト大使館へ送りました。

それから約2ヶ月後、再度B大使から電話がありました。今度は大使館からご招待の要請です。もちろん喜んで大使館へ行かせていただきました。

招待客は私のみでした。

B大使の話によると、エジプトは肝炎患者がかなり多い。水が原因で、最初A型肝炎が蔓延し、治療のために注射剤が大量に使われましたが、同じ注射器の複数回使用が原因でB型、C型肝炎が更に蔓延したそうです。効果的な治療薬がないので、大変困っているとのこと。

今回サンプルの使用者はC型肝炎の患者ですが、エジプトのW H Oの幹部でもあります。お送りしたサンプルを使ったところ、結果は驚く程良かったものでした。その方は、後日ドイツへ行く機会があり、ドイツで検査したところ良くなった事が確認でき、とても喜んでいらしたと。

エジプト国民のために何か方法はあるのでしょうか?一度エジプトへいらっしゃって下さい!とお誘いいただきました。

 

私は子供の時のナイル川周辺の写真などを見たことが頭の中に印象が深く残っています。また、大学1年の時にアメリカの探検家講演を聞く機会があり世界は不可解、不思議な現象でいっぱいということを知りました。神秘的なピラミッドとそのパワー、ファラオ、ミイラ、彫刻像、エジプト古代の天文学、人体学などなどに大変魅力を感じました。「機会があればエジプトに是非行って見たい!」と約束しました。

「いつ頃行けそうですか?現地政府の接待を手配します。」B大使はとても気が早い方。

「できるだけ早めに決めましょう。」

 

エジプトへ行く

飛行機に乗りました。

偶然ですが有名なエジプト研究者日本のY教授も同時期機にいらっしゃいました。彼の手には1本包装が開いたウィスキーがあり、そのまま持って搭乗しました。「機内はお酒を無料供給するのに?もしかして、お酒の銘柄にこだわる習慣が?」と勝手に推測しました。

飛行機が飛びたち、機内放送で:「日本領土外に出ると、アルコール類の供給は中止します。」

「何故ですか?」と質問をしたら、「宗教の関係の原因です」とのこと。

なるほど!ここでも文化の違いと存在がもう一回実感しました!

 

カイロ空港では外務省の方が迎えてくれました。初めて砂漠の雰囲気を感じました。

「B大使は数日前に帰国し、今はカイロで貴方を待っている」とお話を聞き、嬉しく感動しました。

 

カイロ市内のHホテルに到着、玄関の外で武器を持った数人と大きなシェパード1匹が車に近づいてきました。

「これは何事なのか?」

彼らは外務省の方と会話しました。また、シェパードを連れて車を1周回しました。

「テロと爆発物検査でした」外務省の方が教えてくれました。

下車し、建物に入りました。入門してすぐ、空港でチェックインする前に行う荷物検査とボディーチェックと同じ機械を通りました。物々しい雰囲気でした。

 

やっとロビーに着き、チェックインが完了して、ようやくホッとしました。

綺麗なホテルでした。しかし文化と習慣の違いが明確になり、気をつける意識が更に強くなっていきました。

 

B大使の招待で製品の使用者、使用者のご主人と会いました。先方の大喜びの表情と元気な姿を拝見し、自分の努力、価値観の意味があると実感でき、本当に嬉しく感じました。

会話中、使用者のご主人の携帯電はテーブルの上に置いてありましたが、一見時計のように見える円盤状のものでしたが針は動いていませんでした。

「何故これは動いて無いですか?」質問しました、

「これは時計ではない、メッカの方向を指しています」医者であるご主人は説明してくれまあした。

「イスラム教は1日5回礼拝する教義がある、日常何処に行ってもメッカの方向に向いて礼拝できるように明示できます。便利でしょう。」

「なるほど!」

。。。。。。

数日後、彼らと又会いました、色々と質問できる機会がありました。

「ここ数日タクシーを乗りましたが、車内でいつもある音声を放送しています、これは何でしょうか?」

「これは多分コーランの教文と思います。」

「これは人に聞かせる、或いは自分に聞く為でしょうか?」

「両方あるかも知れません」

「多くの人々の額の真ん中に黒っぽい印がありますが、これは何ですか?」

「長期のお祈りをする際、額は地面に着くのでその痕跡では?」

「しかし失礼なことを申し上げるかもしれませんが、貴方と大使様、外務省の方々にはこの黒い痕跡がないですね、何故ですか?」

「お祈りする時にはマットの上で礼拝しているので額にはつきません。」

「なるほど。」

。。。。。。

ピラミッドへ行く

外務省の車に乗って、無数の写真集、記念誌に載った著名で神秘なピラミッドに段々近つきました。

第一印象は高い!構築した石が大きい!!古代人の知恵、能力、努力の結果が不思議!!!

まるで常識で解釈ができない存在でした。一部分科学的、歴史的解釈ができたようですが、現場に行って、肉眼で見て、肌で感じてみると、そのぐらい解釈はサンタクロースが煙突からお土産を持ってくるような童話世界のストーリのように飛んでしまった。現場を見て実際に与えてくれた震撼は言葉では表現できません。

 

数階の石を登って、入り口がありました、ピラミッドの中に入れました。

 

中に登って、降りて、照明を付けています。ガイドさんの解釈、説明がありましたが、大学時代に読んだアメリカの探検家の本の内容をチラチラ断編で覚え出していました。とにかく神秘的で不思議な時間でした。異文化の魅力を再び味わいました。

 

官僚達のエスコートでエジプト肝炎研究、治療施設に見学に行きました。

患者さんの多さに驚きました!

紹介によると、地方からの患者さんがまだ多くいます。完全な収容、治療が出来ませんので、施設の内外に無力感や苦しい表情の方々が待っていました。

「何を待っているでしょうか?」

「何もできないですよ。注射薬のお金が無く、しかも注射は1回だけでは無効。連続するのが重要と言われている、どうしようもないです。」

「死を待っているのですか?」

「極端に言えばそうです。」

「地方で全村人口が感染され、注射治療の効果がない、しかも注射治療を続けることが出来ないため、最終的には全村死亡の実例が幾つありました。」

 

雷に打たれたような震撼が全身に走りました!

 

便利な経口投与の錠剤で短期間で効果を明確にし、しかも検査データが良好の実績が重視された原因と意味は初めて分かりました!

 

B大使のご自宅で夕食に招待されました。

大使のお母様、奥様に初対面で、お土産は何にも用意しておりませんでしたが自分の製品を持って大使の自宅へ参りました。

料理が沢山用意されましたが、緊張していましたので味は全然覚えていませんでしたが、大使のお母様の笑顔は忘れません。

夕食後、ホテルへ帰ろうとしたら、どうやらエジプトチームによるサッカー試合が良い成績をとったみたいで、大使自宅周辺には興奮する人と車の群が流れてきました。渋滞で車が動けないこともあり、渋滞が解消するまで大使のお宅で雑談、学校、経歴、ご結婚、エジプトの習慣、宗教と生活など何気ないお喋りと通し大変勉強になりました。

 

街上、人の群は段々少なくなり、大使の自宅から出て、外務省の車でホテルへ戻りました。

 

忘れられないエジプトの初旅でした。

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