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健康相談室

Q&A
2020.09.04

 

腎機能低下によるカリウム制限とは?

 

カリウムは体内に存在するミネラルで、心臓の鼓動や体液のバランスを維持し、神経や筋肉を適切に機能させるなど、生命維持の上で必要不可欠な役割を担っています。

 

しかし腎機能が低下したり障害がある場合、カリウムは尿と共に排泄することが困難となり、体内に蓄積され、吐き気、痺れ、筋力の低下などの高カリウム血症の症状が現れます。

カリウム自体が腎臓に悪いのではなく、腎機能の低下によりカリウムを排泄しづらくなることから、腎機能が低下している人はカリウム制限が必要となります。

 

理想のカリウム摂取量とは?

全米腎臓財団(National Kidney Foundation)の資料に よれば、一般的に多くの専門家は健康な人に対して、1日あたり約3500〜4500mgのカリウムを含む食事を摂るよう推奨しています。

腎機能が低下している人やカリウム制限を必要とされている人は、通常、1日あたり約2000mgの摂取量と定義されています。

 

個人の体質により更に規制すべきケースもありますが、担当医や専門家のアドバイスに基づいて調節しましょう。ご不明な方はまず、血液検査で血液中のカリウム濃度を調べましょう。

 

田七杜仲精のカリウム量はりんごひと口以下?

田七杜仲精は、これまでに国内外で様々な臨床や研究でその働きや安全性を確保してまいりました。近年、特にアメリカのお客様からカリウムの量についてのお問い合わせが多く、更に安心して服用していただけるよう、田七杜仲精のカリウム量を測定いたしました。

 

それらの結果は非常に理想的で、1gの田七杜仲精に対して2.5mgのカリウム量、1日の服用目安が12錠(3g)の場合、1日のカリウム摂取量がわずか10mgということになります。

 

*りんご半分のカリウム量は約100mg

女子栄養大学出版部「日本食品標準成分表2012」「腎臓病の人のための食品成分表」

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