2020.01.13

日本医史学雑誌:光平有希特任助教による書評
この度、私の「養生の智慧と気の思想」という書籍が、国際日本文化研究センター総合情報発信室に所属する光平有希特任助教が書評した。
光平特任助教は、貝原益軒の養生論や近代日本音楽療法などを熱心に研究されている方で、本の重点も交えながら分かりやすい言葉で解説し書評なされおりました。
お読みいただきありがとうございました。
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『養生の智慧と気の思想』は斬新な視点から「養生訓」における「養生」や「未病」の智慧を新たに捉えた現代における『続・養生訓』と形容してよい労作である。
*日本医史学雑誌 第65巻き第3号から引用
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「養生の智慧と気の思想」は、1713年に貝原益軒が世に出した大ベストセラー「養生訓」を、現代人も身近に捉えることができる「思」「行」「食」「住」「衣」といった新たな視点から解説することで、真の健康を改めて見直す機会になればと思います。
中でも最も追及したのは、貝原益軒が「養生訓」で参考にしたと思われる大量の古典資料や古代の中医書籍の資料収集でした。それらのオリジナル内容と比較しながら、「養生思想」を再認識し、私自身も大変貴重な経験と勉強となりました。
養生は日常生活での心掛けが大切です。「ほどほど」や「未病」などを理解することで、より健康的な快適な生活を送りましょう!
貝原益軒とは誰?
養生文化の影響につれ、1713年に貝原益軒が世に出した大ベストセラー「養生訓」は、中国の文献を研究しつつも、独自の解釈、心得、体験を加えた内容でした。同時は人生50年時代、そんな“短命社会”でも養生を熟知していた貝原益軒は84歳まで天寿を全うした。
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